神楽というもの/About Kagura

 

 

「神楽」とは、表向きには日本の伝統芸能のひとつの形式を表す言葉となっている。

 

しかし、「神楽」の本来持っている意味とは、日本人が大切にしてきたであろう、古代から脈々と流れ続ける、自然への畏敬の念や、奥深い身体感覚、音やリズムの本質といったものが含まれているはずなのである。

 

そして、自然と人、人と人、音や舞と空間、様々なモノ同士が調和し合っていく時に、立ち上がってくるエネルギーの場を「神楽」と呼んだ気がする。

 

神楽太鼓の音やリズムは、螺旋を描きつつ、様々なモノを巻き込みながら上昇・下降・旋回を繰り返し、「神楽」の本質を見極めていく。